こんにちは、nicoです。
最近出産された方は「ジーナ式」という言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。スケジュール通りに進めると赤ちゃんが夜通し寝てくれるようになると噂の本です。
私がこの言葉を知ったのは一人目がうまく寝てくれずネットの海を徘徊していた時でした。悩みましたが購入に至らなかったのは以下の理由によるものです。
・電子書籍がなかった
・読みにくいという声が多かった
私は主に Kindle で読書をしています。出産直後で寝不足の中、読みにくいと評判なものをわざわざ紙で買って読むこともないだろうと思い買いませんでした。
一方でジーナ式を模した本はいくつか出ており電子書籍があるものもあったのでそれは購入しました。しかしうまくいきませんでした。理由は以下の通りです。
・たいていの本では朝7時に起きて授乳することとなっているが、自分が起きられないもしくは赤ちゃんが起きない。
・寝る時間となっている時間に赤ちゃんが寝てくれない
・完母前提の書き方なので授乳時間が合わない(当時、混合育児をしており、毎回母乳の後にミルクを飲ませていたため時間がかなりかかっていました)
でも今回読んでみようかなと思ったのは、本家を選んだ方がいいかなと思ったのと自宅安静で時間があったこと、電子書籍が出ていたことが理由です。あとなんだかんだ一人目はその後よく寝てくれるようになり、これ以上に育てやすい子は多分生まれないのではないかと思ったこともあります(笑)
読んだのはこちらです↓
前回はどんなものだったかわかりませんが、正直かなり読みにくいです。全体がつらつらと書いており最初からスケジュールという言葉は出てくるのにも関わらず、実際の詳細なスケジュールはしばらくあとの章になるので、前から読むとすごくモヤモヤします。
しかし、読みおわって実際に育児をして思ったことは「これは第一子の時に読んでおきたかった…」ということでした。
うまく起きられなかったり上の子がいたりでスケジュール通りにいかないことは前回と変わりません。
ですが、個人的にスケジュール以外の部分がかなり役に立ちました。具体的には赤ちゃんの気質や母乳をどうやってあげたらいいかなどの記述です。
例えば新生児は起きているのは2時間が限度ということや、母乳は最初に出る前乳としばらく吸っていたら出る後乳があり、後者は脂肪分を多く含むので赤ちゃんの体重増加や満腹感につながるということ。実際に起きてから2時間を意識して赤ちゃんをベッドに寝かせると、そのまますんなり寝付いて驚きました。
母乳をあげる体制や赤ちゃんの寝具のかけ方も書いてあり、単なるスケジュールだけの本だと持っていた私は目からうろこでした。
産院でもいろんなことを教えてもらえますが、自分の場合は母乳を出す練習に終始してしまったこともあり、赤ちゃんとどうやってうまく付き合っていくかは退院後に試行錯誤した部分がありました。
また育児書では基本的なことや発達のことが中心で、上記のようなことは意外と書かれていませんでした。
もしスケジュール通りになんて無理では?と購入を迷っている方がいれば、それ以外の部分でも役立つ部分がありますよ、ということをお伝えしたいです。
ただやはりかなり読みにくいので妊娠中に読まれる方が良いかと思います…。
ちなみに我が家の場合、朝日の光を浴びるようにして夜は暗い部屋で寝かせるということを続けた結果、二人とも数ヶ月後にはだいぶまとまって寝てくれるようにはなりました。ご参考まで。