nicoの備忘録

30代共働きワーキングマザーの頭の中です。

妊娠糖尿病の記録①〜入院まで〜

こんにちは。

 

もう子供も1歳になってしまったのですが、2回目の妊娠生活を振り返りたいと思います。

今回大変だったのが、妊娠糖尿病になったこと。

妊娠糖尿病は妊娠に伴い起こる糖代謝異常のことなのですが、普通体型で高齢出産でもない自分がまさか引っかかるとは思っていなかったので、当初は受け入れられずにいました。

ちょうど夫の職場の同僚で妊娠糖尿病で無事に出産された方がいらっしゃり、胎盤出したら治るから!と励まされたことや、実は身内に糖尿病に気をつけてと言われたことがある人がいることがわかり(家族に糖尿病の人がいると発症しやすい)、体質だから仕方ないと自分を納得させていました。

 

なお、数年前に基準値が変わり、それなりに引っかかる人がいるようですが、実際引っかかったらどんな生活になるのか?について、ネット上にはあまり情報がないのでまとめてみることにしました。

※妊娠糖尿病の基準値や詳しい情報についてはいろんなところに記載があるので割愛します。

 

糖負荷検査で引っかかる

妊娠中期にまず50gの糖負荷検査を行い、引っかかった場合75gの糖負荷検査を行います。

空腹時、1時間後、2時間後の血糖値を測り、1つでも基準値を超えていたら妊娠糖尿病と診断されます。

大抵大丈夫だからと言われ、対策はしましたがのんびり構えていたところ、空腹時血糖値のみ基準値オーバー…。分娩予定の総合病院の糖尿病内科を受診するように言われました(健診は近所のクリニックで受けていました)。

 

②糖尿病内科の受診

糖尿病内科を受診。

高血糖状態が続くことによる母体と胎児へのリスク、そのために出産まで血糖コントロールが必要なことについて説明を受けました。

コントロールの方法は、血糖値の上がり具合によって、

食事3食&自己血糖測定→分食(6食)&血糖測定→インスリン投与

と段階が分かれるそう。このときはなんとなくインスリンは面倒そうだなーという印象でした。

病院食を摂取しつつどの方法で血糖コントロールをするかを判断するため、基本的にこの病院では数日間の教育入院を勧めているとのこと。

上の子もいるので迷いはあったものの、入院することになりました。

夫や仕事の調整もあり、入院まで間が空いたため、自己血糖測定の機械の貸出を受け、食後の血糖値の測り方や食事について指導を受けました。

 

③入院まで〜自己血糖測定〜

自己血糖測定は、毎日決まったタイミングで指先から血液を出し(機械のボタンを押すと一瞬だけ針が出て指先から血が出る仕組み)センサーにつけて測定を行います。私は朝食前と食後2時間、1日4回測定を行うことになりました。

実は、既に読んでいた以下の本で測定方法は知っていたので、これが噂の…!という感じでそんなに驚きはありませんでした。ただ、漫画を読むのと実際やるのは別で、うまく血が出なかったり、一瞬とはいえ絶妙な痛みがあったり、時間の確保が難しかったり…などでメンタルが削られるのを感じました。

当時は仕事も続けており、コロナ禍とはいえ週3程度で出勤していたので、出社時にも血糖測定をしていました。デスクワーク(内勤)でしたが、さすがに机の上で血を出す訳にもいかないので、時間になるといそいそとトイレに行き血糖測定をしていました。打ち合わせなどがあってタイミングを微妙に逃してしまったり、測定に失敗して手持ちの針やセンサーがなくなりかけたり、食後運動するといいと言われても1時間の昼休みではそんなに運動できなかったり…そんな中血糖値の数値に一喜一憂する日々を送っていました。

 

また、あと数週間で産休、というところだったので急な入院となってしまい周りに申し訳ない気持ちでいっぱいでした(幸い引き継ぎはあらかた終わっていたのと、社用携帯でメールが見れたのでそんなに支障はありませんでしたが)。

前回の妊娠では切迫早産で自宅安静していたので、入院というワードからひたすら安静なの?と体調を心配されることも多く、いや私は至って元気で…と説明するのもちょっと面倒臭かったですw

④入院準備

パジャマはレンタルがあったので、洗面用具と下着、院内用の靴、暇つぶし用の本くらいでした。

院内用の靴はいろいろ悩んでこれをポチりました。

 

次回は入院生活を振り返りたいと思います。