nicoの備忘録

30代共働きワーキングマザーの頭の中です。

私的「仕事の流儀」〜②上司編〜

先日の仕事の流儀、今回は上司編です。

まず、前提として、私は上司と部下は役割分担であり、どちらが偉いとかではない。時給が高く意思決定をする立場、時には人生の先輩という意味での配慮は必要だが、過度な気遣いは不要、という考えを持っています。
ですが、たまに「上司は偉い、そして正しい。意見するなんてもってのほか」と考える人がいて、まぁ合いません(笑)
ただ、失礼ながら経験上そういう人は小物で、本当に優秀な人は上司部下関係なく意見を聞いた上で、良いと思ったものは取り入れるという意識を持っていると感じます。
今回記載したのはそんな上司相手の流儀だと思っていただければと思います。
なお、私はまだ管理職経験がないので、あくまで「部下の立場として気をつけていること」になります。自分が管理職になったら「上司としてこういう部下であってほしい」が出てくるのかもしれませんが、それはまたおいおい。
 
①取り繕わない、包み隠さない
特に直属の上司は評価者でもあるので、どうしても「無能と思われたら困る」という意識が働きます。ですが、数回取り繕ったところで、日々仕事をしていればどうせバレますし、実力に見合わない仕事を振られたら困るのは自分自身です。それよりも、わからないことはわからないと認めた上で、素直に学ぶ姿勢を見せるようにしています。
 
あと、後輩を指導するときに思ったのは、何かいったときにすぐさま反論してくる人は言っているこちらもあまりいい気分にならないなということ。指摘されたときは、一旦そうですね、と素直に受け入れた上で、自分の思うところの説明が必要なときは、それはこうなんです、というようにしています。
 
②相手の好みに合わせる、がイエスマンになりすぎない
上司も人間なので、仕事のやり方の好み(報告の頻度や方法、使う用語も含めた言葉遣い、細かいかざっくりでもOKか、など)があります。基本的にはそれに合わせつつ、気づいた部分は先回りしてスパイス的に気遣いを加えるようにしています。
一方で、上司の考えでそうではないのでは、と思ったことはなるべく意見するようにしています。多様性と言われて久しい昨今、同調する人材しかいないことはリスクですし、ガバナンスの観点からは不正の温床につながる懸念もあります。あと、私の性格上、腹落ちしていないことに一生懸命になれない、というのもあります(笑)
また、意外と上司って孤独なんですよね。だから、特に出世しそうな人に関しては、裸の王様にならないように進言するのがよいかなと思って実践しています(ただのふてぶてしい部下と思われている可能性も…)
 
③期待値をすり合わせ、それを上回ることを目指す
定量的な目標がない場合、評価は上司の日頃の期待値にいかに応えられたかで決まると思っています。
そのためには、アウトプットのレベル感を確認した上で、そこを質またはスピード、できれば両面で超えていくことが必要であり、日々それを一番意識しています。
 
④先回りする
特に上司に対しては、「相手の次のアクションを想定して、先回りして手を打っておく」ようにしています。
例えば、資料を連携するときに相手が疑問に思うであろう部分は予め補足をつけておく、会議のスケジューラーが入ったものの部屋が決まっていなければ場所を確保しておく、などなど。
このあたりはすごく人によって濃淡があり、差がつくところだと思います。
私が心がけているのは月並みですが「人にされて、あるいは人がやっているのを見て、ほぉ…!と思ったことを取り入れる」ことです。最初は大変ですが、慣れてくると自分のレベルも上がってくるので、想像するほど苦ではないです(周りに求めるレベルも上がりますが…)
 
 
⑤質問や指摘にきちんと答える
これは対面でもメールでも、あらゆる役職の人で見られる現象なのですが、質問を受けた際の回答が微妙にズレていたり、指摘を受けた内容に対してどう対応するのか(あるいはどう考えて今回は対応を見送ったのか)を回答していなかったり、ということが散見されます。広義の意味では報連相の範疇なのかもしれません。
逆に言うと、このあたりを丁寧に対応すると、ちょっと他人よりも優位に立てます。
 
次回は仕事とはちょっと離れたことを書こうかなと思います。