nicoの備忘録

30代共働きワーキングマザーの頭の中です。

妊娠糖尿病の記録③〜出産まで〜

こんにちは。

前回に引き続き妊娠糖尿病について書きたいと思います。

前回の記事はこちら↓

私の場合、妊娠糖尿病と診断されてから、定期的な糖尿病外来への通院と、栄養相談が必要になりました。

 

糖尿病外来では、日々の血糖測定結果を専用のノートに控えておいて、それを見せてインスリンの単位や生活についてアドバイスをもらう、のが主となります。

退院にあたり、前回の最後に書いたフリースタイルリブレを始めたので、その測定結果も一緒に見てもらうようになりました。

 

フリースタイルリブレは、二の腕の裏に画像(公式からお借りしました)真ん中の丸いパッチを貼り(真ん中に細い針がついていて、それが腕の中に刺さる。ちなみに特に痛くないです)、血中グルコース濃度を測定します。定期的にスマホをタッチすると測定結果がアプリに連携されてグラフ化されます。

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値が少し小さく出るとか指先で測るときとタイムラグがあるなどはありつつ、寝ているときも含めて血糖値の動きがわかるのは面白かったです。

基本、GI値が低い食品は血糖値が上がりにくいですが、とはいえどうやら人によって血糖値が上がりやすい炭水化物とそうでないものがあるようです。私の場合は白米とパンは全くダメで、パスタや玄米はマシでした。血糖測定でなんとなくわかっていた上記も、改めて折れ線で可視化されると全く上がり具合が違って面白かったです。

 

インスリンはいくつか種類があり、私は持続型(20時間くらい効果が続く。空腹時血糖値を下げるのに効果)と、超速攻型(打ってから15分後から3時間くらい下がる。食前に打って食後の血糖値の上がり具合を緩やかにする)を併用していました。

髪の毛よりも細い針をセットして単位を合わせ、お腹に刺します。というと痛そうですが、血管に当たらない限りは痛くありません。

 

一方で、超速攻型で困ったのが外食のとき。さすがに店で打つわけにはいかないので、注文後いそいそとトイレに行き、打ち、戻るを繰り返しました。

 

インスリンを打っていて一番注意しなければならないのが低血糖。最悪の場合命に関わります。大抵、10分くらいで出てくるお店が多いですが、初めて行ったお店で20分くらい待たされたことがあり、どうなってしまうのか…と気が気ではありませんでした。

このときも含め、一応ブドウ糖を持参していましたが、幸い使うことなく終わりました。

 

また、外来にいくたびに栄養相談も受けました。

妊娠中なのでご飯は200g、でもタンパク質を片手の手のひらくらいにして、野菜たっぷり、みたいな指導を受けた記憶があります(もはやうろ覚えですが)。

先程もありましたが、私は色々試して、白米とパンが壊滅的に合わないことがわかったので、朝ごはんはオートミール(オーバーナイトオーツ)、その他は玄米を主食にしていました。

 

あとは、甘い飲み物は控える、スイーツは控えてフルーツを食べる、くらいですかね。

甘味料もいくつか試しましたが、やはりどれも味が独特でこれはというものがなかなかなく…お菓子を作るときはてんさい糖にして量を3分の2くらいに減らす、はちみつはアカシア蜂蜜にする、などを実践していました。

ただ、砂糖を気にする生活をしていたからか舌が敏感になったようで、人工甘味料の入ったものは不味くて受け付けなくなりました。

 

そんなこんなでなかなか大変な妊婦生活でしたが、よかったのは切迫気味であまり運動していなかったのに体重があまり増えなかったこと。前回の妊娠ではちょっと体重増加気をつけて〜と毎回言われていたのに、今回はいい感じですねと褒められていました。ひとえに食生活が悪かったんだなと思い知りました…。

 

次回は出産後のことについて書こうかなと思います。