nicoの備忘録

30代共働きワーキングマザーの頭の中です。

妊娠糖尿病の記録③〜出産まで〜

こんにちは。

前回に引き続き妊娠糖尿病について書きたいと思います。

前回の記事はこちら↓

私の場合、妊娠糖尿病と診断されてから、定期的な糖尿病外来への通院と、栄養相談が必要になりました。

 

糖尿病外来では、日々の血糖測定結果を専用のノートに控えておいて、それを見せてインスリンの単位や生活についてアドバイスをもらう、のが主となります。

退院にあたり、前回の最後に書いたフリースタイルリブレを始めたので、その測定結果も一緒に見てもらうようになりました。

 

フリースタイルリブレは、二の腕の裏に画像(公式からお借りしました)真ん中の丸いパッチを貼り(真ん中に細い針がついていて、それが腕の中に刺さる。ちなみに特に痛くないです)、血中グルコース濃度を測定します。定期的にスマホをタッチすると測定結果がアプリに連携されてグラフ化されます。

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値が少し小さく出るとか指先で測るときとタイムラグがあるなどはありつつ、寝ているときも含めて血糖値の動きがわかるのは面白かったです。

基本、GI値が低い食品は血糖値が上がりにくいですが、とはいえどうやら人によって血糖値が上がりやすい炭水化物とそうでないものがあるようです。私の場合は白米とパンは全くダメで、パスタや玄米はマシでした。血糖測定でなんとなくわかっていた上記も、改めて折れ線で可視化されると全く上がり具合が違って面白かったです。

 

インスリンはいくつか種類があり、私は持続型(20時間くらい効果が続く。空腹時血糖値を下げるのに効果)と、超速攻型(打ってから15分後から3時間くらい下がる。食前に打って食後の血糖値の上がり具合を緩やかにする)を併用していました。

髪の毛よりも細い針をセットして単位を合わせ、お腹に刺します。というと痛そうですが、血管に当たらない限りは痛くありません。

 

一方で、超速攻型で困ったのが外食のとき。さすがに店で打つわけにはいかないので、注文後いそいそとトイレに行き、打ち、戻るを繰り返しました。

 

インスリンを打っていて一番注意しなければならないのが低血糖。最悪の場合命に関わります。大抵、10分くらいで出てくるお店が多いですが、初めて行ったお店で20分くらい待たされたことがあり、どうなってしまうのか…と気が気ではありませんでした。

このときも含め、一応ブドウ糖を持参していましたが、幸い使うことなく終わりました。

 

また、外来にいくたびに栄養相談も受けました。

妊娠中なのでご飯は200g、でもタンパク質を片手の手のひらくらいにして、野菜たっぷり、みたいな指導を受けた記憶があります(もはやうろ覚えですが)。

先程もありましたが、私は色々試して、白米とパンが壊滅的に合わないことがわかったので、朝ごはんはオートミール(オーバーナイトオーツ)、その他は玄米を主食にしていました。

 

あとは、甘い飲み物は控える、スイーツは控えてフルーツを食べる、くらいですかね。

甘味料もいくつか試しましたが、やはりどれも味が独特でこれはというものがなかなかなく…お菓子を作るときはてんさい糖にして量を3分の2くらいに減らす、はちみつはアカシア蜂蜜にする、などを実践していました。

ただ、砂糖を気にする生活をしていたからか舌が敏感になったようで、人工甘味料の入ったものは不味くて受け付けなくなりました。

 

そんなこんなでなかなか大変な妊婦生活でしたが、よかったのは切迫気味であまり運動していなかったのに体重があまり増えなかったこと。前回の妊娠ではちょっと体重増加気をつけて〜と毎回言われていたのに、今回はいい感じですねと褒められていました。ひとえに食生活が悪かったんだなと思い知りました…。

 

次回は出産後のことについて書こうかなと思います。

妊娠糖尿病の記録②〜入院生活〜

前回妊娠糖尿病になったことを記載しましたが、今回は入院生活の話。

 

前回の記事はこちら↓

 

糖尿病内科受診後、入院が決まった私。

基本5日間で延長はないと聞いていました。

幸いなことに、物心ついてからは上の子出産時の入院以外まともに入院したことがありませんでした。入院生活のイメージが掴めず、ひたすら教育入院した人のブログを読み漁る日々を送りました(どうやらひたすら暇らしい、ということがわかりました笑)。

ごく普通の総合病院のため、部屋を個室にするか悩みましたが、夫に「産婦人科病棟でないだろうから高齢の方も多いし大部屋はストレスになると思うよ」と言われ、個室にすることにしました。実際精神的にキツかったり、気兼ねなくテレビ電話できたりと個室でよかったなと思いました。

 

初日、記録していた血糖値を見せると、ちょっと高めですねと言われ、分食(炭水化物を6回に分けて摂る)の提案を受けました。正直自分の週数でとらなければいけない主食の量はしんどいな(朝昼晩お米200gと言われていた)ので、渡りに船と分食をお願いすることに。

分食は、朝昼晩の主食が少ない一方で、食事から2時間後くらいに、100kcalくらいの軽食(カロリーメイトとか、クッキーとか)を食べる感じでした。

分食開始後、1日はいい感じの血糖値となり、うまくいけば想定よりも早く退院できると言われ、ぬか喜び。個室代も痛いしなーとるんるんしていました。

 

しかしそこから、なかなか基準値を満たさない状態が続きます。食後に運動するといいと言われたので、病院内を徘徊したり、病室でラジオ体操をしたりしましたが、うまく下がりません。

ただでさえ暇なのに、血糖値に一喜一憂する日々。1日通して基準値以下だったら退院しましょう!と言われていたのに、その夢はあえなく潰えてしまいました。

もともと、妊娠糖尿病の基準値は一般の糖尿病の数値よりもかなり厳しめ。しかも妊娠週数も進むので、どんどんコントロールができなくなります。

また、割と食事は美味しい病院でしたが、いかんせん糖尿病食なので、薄味かつデザートはなし。その上主食は大量。飲み物も水かお茶のみ。

無糖でいいからヨーグルトを食べたい、と思う日々でした。

 

そんな中、インスリンの提案を受けます。

インスリンは単位というものがあり、何単位打つかをダイヤルで決めて打ちます。

ただし、初めは何単位で効果が出るかわからないので、自己注射に慣れながら毎日1単位ずつ増やしていって、血糖値が落ち着いた時点で退院しましょう、と言われました。

 

方針は理解できるものの、この時点で既に入院3日目。夫にも上の子にも会えず、出された食事を黙々と食べ、血糖値を測る以外はひたすら暇。仕事も休み、いつまで入院になるかわからない。個室なので話し相手もいない…割とメンタルが崩壊しかかっていました。

 

とはいえそんなことを言っていても仕方ないので入院を続けていたある日、回診のときに主治医でない上の先生(外来でお世話になっていた)から声をかけられます。

「入院延長になっているけど、二人目だったよね?上のお子さんはどうしているの?」

「保育園に行っていて、夫が基本送迎してます」

「えっそれは大変…!そしたらインスリン打ってるなら保険適用でフリースタイルリブレが使えるから、モニタリングしていく前提で明日退院しましょう」

あまりの唐突な展開についていけてませんでしたが、フリースタイルリブレの説明を受けて、翌日晴れて退院しました!

 

トータルでは7日間の入院でした。

もっと長く入院している妊婦さんももたくさんいる中ではあるのですが…個人的には今回の先が見えない入院生活はかなりキツかったです。

看護師さんも定期的に来てくださりましたが、産婦人科病棟ではなかったこともあり、どうしても高齢者にかかりきりで、ゆっくり会話する雰囲気ではなく。個室なのもあり孤独感を増す日々でした。

そんな中、唯一ゆったりした雰囲気でたくさん話をしてくれた看護師さんがおり(ナースコールが鳴っても「行きますね〜」と応えて適当に受け流していた)、その方が担当の時は本当に救われました。退院時にお会いできなかったのが心残りです。

 

次回は入院後の生活について書きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

妊娠糖尿病の記録①〜入院まで〜

こんにちは。

 

もう子供も1歳になってしまったのですが、2回目の妊娠生活を振り返りたいと思います。

今回大変だったのが、妊娠糖尿病になったこと。

妊娠糖尿病は妊娠に伴い起こる糖代謝異常のことなのですが、普通体型で高齢出産でもない自分がまさか引っかかるとは思っていなかったので、当初は受け入れられずにいました。

ちょうど夫の職場の同僚で妊娠糖尿病で無事に出産された方がいらっしゃり、胎盤出したら治るから!と励まされたことや、実は身内に糖尿病に気をつけてと言われたことがある人がいることがわかり(家族に糖尿病の人がいると発症しやすい)、体質だから仕方ないと自分を納得させていました。

 

なお、数年前に基準値が変わり、それなりに引っかかる人がいるようですが、実際引っかかったらどんな生活になるのか?について、ネット上にはあまり情報がないのでまとめてみることにしました。

※妊娠糖尿病の基準値や詳しい情報についてはいろんなところに記載があるので割愛します。

 

糖負荷検査で引っかかる

妊娠中期にまず50gの糖負荷検査を行い、引っかかった場合75gの糖負荷検査を行います。

空腹時、1時間後、2時間後の血糖値を測り、1つでも基準値を超えていたら妊娠糖尿病と診断されます。

大抵大丈夫だからと言われ、対策はしましたがのんびり構えていたところ、空腹時血糖値のみ基準値オーバー…。分娩予定の総合病院の糖尿病内科を受診するように言われました(健診は近所のクリニックで受けていました)。

 

②糖尿病内科の受診

糖尿病内科を受診。

高血糖状態が続くことによる母体と胎児へのリスク、そのために出産まで血糖コントロールが必要なことについて説明を受けました。

コントロールの方法は、血糖値の上がり具合によって、

食事3食&自己血糖測定→分食(6食)&血糖測定→インスリン投与

と段階が分かれるそう。このときはなんとなくインスリンは面倒そうだなーという印象でした。

病院食を摂取しつつどの方法で血糖コントロールをするかを判断するため、基本的にこの病院では数日間の教育入院を勧めているとのこと。

上の子もいるので迷いはあったものの、入院することになりました。

夫や仕事の調整もあり、入院まで間が空いたため、自己血糖測定の機械の貸出を受け、食後の血糖値の測り方や食事について指導を受けました。

 

③入院まで〜自己血糖測定〜

自己血糖測定は、毎日決まったタイミングで指先から血液を出し(機械のボタンを押すと一瞬だけ針が出て指先から血が出る仕組み)センサーにつけて測定を行います。私は朝食前と食後2時間、1日4回測定を行うことになりました。

実は、既に読んでいた以下の本で測定方法は知っていたので、これが噂の…!という感じでそんなに驚きはありませんでした。ただ、漫画を読むのと実際やるのは別で、うまく血が出なかったり、一瞬とはいえ絶妙な痛みがあったり、時間の確保が難しかったり…などでメンタルが削られるのを感じました。

当時は仕事も続けており、コロナ禍とはいえ週3程度で出勤していたので、出社時にも血糖測定をしていました。デスクワーク(内勤)でしたが、さすがに机の上で血を出す訳にもいかないので、時間になるといそいそとトイレに行き血糖測定をしていました。打ち合わせなどがあってタイミングを微妙に逃してしまったり、測定に失敗して手持ちの針やセンサーがなくなりかけたり、食後運動するといいと言われても1時間の昼休みではそんなに運動できなかったり…そんな中血糖値の数値に一喜一憂する日々を送っていました。

 

また、あと数週間で産休、というところだったので急な入院となってしまい周りに申し訳ない気持ちでいっぱいでした(幸い引き継ぎはあらかた終わっていたのと、社用携帯でメールが見れたのでそんなに支障はありませんでしたが)。

前回の妊娠では切迫早産で自宅安静していたので、入院というワードからひたすら安静なの?と体調を心配されることも多く、いや私は至って元気で…と説明するのもちょっと面倒臭かったですw

④入院準備

パジャマはレンタルがあったので、洗面用具と下着、院内用の靴、暇つぶし用の本くらいでした。

院内用の靴はいろいろ悩んでこれをポチりました。

 

次回は入院生活を振り返りたいと思います。

私的「仕事の流儀」〜②上司編〜

先日の仕事の流儀、今回は上司編です。

まず、前提として、私は上司と部下は役割分担であり、どちらが偉いとかではない。時給が高く意思決定をする立場、時には人生の先輩という意味での配慮は必要だが、過度な気遣いは不要、という考えを持っています。
ですが、たまに「上司は偉い、そして正しい。意見するなんてもってのほか」と考える人がいて、まぁ合いません(笑)
ただ、失礼ながら経験上そういう人は小物で、本当に優秀な人は上司部下関係なく意見を聞いた上で、良いと思ったものは取り入れるという意識を持っていると感じます。
今回記載したのはそんな上司相手の流儀だと思っていただければと思います。
なお、私はまだ管理職経験がないので、あくまで「部下の立場として気をつけていること」になります。自分が管理職になったら「上司としてこういう部下であってほしい」が出てくるのかもしれませんが、それはまたおいおい。
 
①取り繕わない、包み隠さない
特に直属の上司は評価者でもあるので、どうしても「無能と思われたら困る」という意識が働きます。ですが、数回取り繕ったところで、日々仕事をしていればどうせバレますし、実力に見合わない仕事を振られたら困るのは自分自身です。それよりも、わからないことはわからないと認めた上で、素直に学ぶ姿勢を見せるようにしています。
 
あと、後輩を指導するときに思ったのは、何かいったときにすぐさま反論してくる人は言っているこちらもあまりいい気分にならないなということ。指摘されたときは、一旦そうですね、と素直に受け入れた上で、自分の思うところの説明が必要なときは、それはこうなんです、というようにしています。
 
②相手の好みに合わせる、がイエスマンになりすぎない
上司も人間なので、仕事のやり方の好み(報告の頻度や方法、使う用語も含めた言葉遣い、細かいかざっくりでもOKか、など)があります。基本的にはそれに合わせつつ、気づいた部分は先回りしてスパイス的に気遣いを加えるようにしています。
一方で、上司の考えでそうではないのでは、と思ったことはなるべく意見するようにしています。多様性と言われて久しい昨今、同調する人材しかいないことはリスクですし、ガバナンスの観点からは不正の温床につながる懸念もあります。あと、私の性格上、腹落ちしていないことに一生懸命になれない、というのもあります(笑)
また、意外と上司って孤独なんですよね。だから、特に出世しそうな人に関しては、裸の王様にならないように進言するのがよいかなと思って実践しています(ただのふてぶてしい部下と思われている可能性も…)
 
③期待値をすり合わせ、それを上回ることを目指す
定量的な目標がない場合、評価は上司の日頃の期待値にいかに応えられたかで決まると思っています。
そのためには、アウトプットのレベル感を確認した上で、そこを質またはスピード、できれば両面で超えていくことが必要であり、日々それを一番意識しています。
 
④先回りする
特に上司に対しては、「相手の次のアクションを想定して、先回りして手を打っておく」ようにしています。
例えば、資料を連携するときに相手が疑問に思うであろう部分は予め補足をつけておく、会議のスケジューラーが入ったものの部屋が決まっていなければ場所を確保しておく、などなど。
このあたりはすごく人によって濃淡があり、差がつくところだと思います。
私が心がけているのは月並みですが「人にされて、あるいは人がやっているのを見て、ほぉ…!と思ったことを取り入れる」ことです。最初は大変ですが、慣れてくると自分のレベルも上がってくるので、想像するほど苦ではないです(周りに求めるレベルも上がりますが…)
 
 
⑤質問や指摘にきちんと答える
これは対面でもメールでも、あらゆる役職の人で見られる現象なのですが、質問を受けた際の回答が微妙にズレていたり、指摘を受けた内容に対してどう対応するのか(あるいはどう考えて今回は対応を見送ったのか)を回答していなかったり、ということが散見されます。広義の意味では報連相の範疇なのかもしれません。
逆に言うと、このあたりを丁寧に対応すると、ちょっと他人よりも優位に立てます。
 
次回は仕事とはちょっと離れたことを書こうかなと思います。
 
 
 
 
 
 

私的「仕事の流儀」〜①同僚、後輩編〜

気づけば社会人になって10年。休職期間もありますが、それなりに中堅と言われる年次になってきました。
 
4月の復職と同時に異動となり、新しい人達と接する中で、私も仕事の流儀みたいなものが結構固まっているなということに改めて気づかされたので、今日はそんな話。
まずは同僚、後輩編。気が向いたら上司編も書きたいと思います。
 
前提として、仕事は一人ではできません。なので、いかに周りに気持ちよく仕事をしてもらえるかに心を砕いています。そのためには、要所要所で相手を尊重する姿勢が大切だと思っています。
 
①人に協力してもらったときは、その人の名前を出す
例えばアウトプットをメールで報告するとき、このデータ出しは〇〇さんに手伝ってもらった、なんてことあると思います。そんなとき、〇〇さんにもご協力いただき〜と必ず名前を出すようにしています。
私は管理職ではないので直接評価することはできませんが、そうやって間接的に同僚の評判を高めることはできます。仕事なら当たり前、という考え方もありますが、いつ次の機会があるかもわからないので、メリットを感じてもらって気持ちよく協力してほしいと思っています。
 
ちなみに、イレギュラーなことをお願いしたときにちょっとしたお菓子を渡す、なんてことも以前はやっていましたが、そんなことしなくていいと言われたことがあり、今はやめています。でも名前も出ない単なる作業を分担するときは、終わったあとにお菓子を渡すなんてのも有効な気がしています。
 
まぁ、このあたりは私が手柄に興味がなく、もっというとある程度自分の評判は作れているので、誰がやったかよりきちんとしたアウトプットを出せることが重要と考えているから、ということもあります。自分の出世が一番の人はこんなことしてくれないかもしれません…(個人的には、出世は結果論であり、出世を目的にすると目の前の行動がブレるので、まずは今の自分の役割を果たすことが大切、と思っています)。
 
②相手を責めない、対処法を考える
同僚は自分のコピーではなく、自分と得意不得意が全く違う人間です。ゆえに、相手が自分の期待以上の成果を出してくれることや、その逆もありえます。
本当は、各人が得意分野にあたる仕事をしてくれたら最も生産性が高くなるのでしょうが、得意分野と興味関心が一致しない場合もありますし、世の中そんなにうまいこと仕事は用意されていません。
 
その上で、相手の出してくれたものが自分の期待を下回ったときの対応として、相手を責めずに対処法を考える、ようにしています。
例えば資料のクオリティが想定を下回っているのであれば、指摘して修正させるのか、自分でやってしまうか、スピードが遅く締切に間に合いそうにないのなら、原因を確認して依頼者にネゴしにいくなど…。
こういうときに相手を責めても何も解決しないどころか、雰囲気を悪くするのが関の山です。それよりも、どう対処するのかを考える方がはるかに建設的です。
ただし、長期的なことを考えると相手にも成長してもらわなければなりません。そのため、例えば資料を自分で直してしまったときも、なぜこのように修正したのかを必ず伝えるようにしています。
 
あと、例えば言ってることがわからないとか、メールの文章が意味不明とかのときも、こんな書き方じゃわかりません、ではなくて、私の読解力がなく申し訳ありませんが、こういうことでしょうか?と確認するようにしています。
正直、人並み以上の理解力と読解力を持ち合わせている自負はあるので、私がわからないということは相手が悪いよな、とは内心思っています(笑)ですがそんなことを表立っていっても角が立つだけなので、このあたりのクッション言葉には気をつけています。
 
③相手の時間を奪わないという意識を持つ
上と少し関連しますが、依頼をするときは相手が一度で読んでor聞いてわかるか、具体的には目的、やってほしいこと、アウトプットのイメージ&クオリティ、期限を明確にすることを気をつけています。
この辺りが不明確だと、相手の時間を奪うことに繋がりますし、自分も余計なラリーが発生します。
依頼ではありませんが、例えばこれが書いてある資料をメールでくださいといったときに、それだけぼんと送ってくる人と、何ページに記載がありますと書いてくれる人がいます。
些末なことですが、このあたりも相手に対する意識が見えるところだと思っています。
 
④「ありがとう」と「ごめんなさい」をきちんと伝える
最後に一番大切なこと。感謝と謝罪をきちんと伝えることです。
私はとても単純な人間なので、例えば、ものすごく面倒な作業を頼まれて提出したあと、「大変助かりました!本当にありがとうございます!」と言われると、まぁ次回も協力してもいいかなと思ってしまいます。
一人ひとり考え方は違いますが、感謝されればまぁしゃーないかと思ってしまうのは人情というか、割とみんな共通かなと思います。そのため、きちんと感謝と、自分が悪いと思えば謝罪を伝えることで仕事がうまく回るなら実践あるのみと考えています。
 
気をつけたいのは、ありがとうとごめんなさいを言えばいつも無理めなお願いをしてもいいということではない、ということです。それは相手の善意につけ込む行為であり、最低限にすべきです。普段からきちんと感謝と謝罪を伝えていくことで、長期的には信頼関係ができて、気持ちよく協力してもらえるのだと思います。
 
 
 
 
 

30代の健康診断。

社会人になってから毎年健康診断を受けていますが、自分では健康体のつもりなのに毎年何かしら引っかかっていて、A判定を取った年は数えるほどしかありません。

忘れもしない入社5年目の健康診断。胸部レントゲンで肺に影があると言われ、まさかの再検査。休日に健診センターでCTをとるようにとのお達しが来てしまいました(7000円かかった)。

何かの間違いだろうと思いつつも、一抹の不安よぎります。まだ20代。結婚はしてましたが仕事も面白くなってきたし、プライベートもやり残したことばかり。もし本当に何かの病気だったら…と気が気ではありませんでした。

ドキドキしながらCTをとり、7000円を支払い(しつこい)、ドキドキしながら会社の健診センターに結果を聞きにいったところ、「なんか血管の影が写っちゃったみたいですねー、次回からは引っかからないように控えときますねー」とのことで拍子抜け。

今年の健康診断は復職後初。個人的に気になっていたのは貧血(以前引っかかった)、血糖値(妊娠糖尿病経験者)、婦人科系(乳房超音波は初めて)あたりでした。

健診センターでThe流れ作業の健診を受け、結果が返ってきました。

総合判定は…C!
何が引っかかったのかと見たら…「白血球増加症の疑い」という新たなパターン…。
幸いにも基準値を僅かに超えていただけなので、少し風邪気味だったのが影響したようですが、オールAはいつになることやらです。

新生児育児には必須!?ジーナ式の感想

こんにちは、nicoです。

 

最近出産された方は「ジーナ式」という言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。スケジュール通りに進めると赤ちゃんが夜通し寝てくれるようになると噂の本です。

私がこの言葉を知ったのは一人目がうまく寝てくれずネットの海を徘徊していた時でした。悩みましたが購入に至らなかったのは以下の理由によるものです。

電子書籍がなかった

・読みにくいという声が多かった

私は主に Kindle で読書をしています。出産直後で寝不足の中、読みにくいと評判なものをわざわざ紙で買って読むこともないだろうと思い買いませんでした。

一方でジーナ式を模した本はいくつか出ており電子書籍があるものもあったのでそれは購入しました。しかしうまくいきませんでした。理由は以下の通りです。

 

・たいていの本では朝7時に起きて授乳することとなっているが、自分が起きられないもしくは赤ちゃんが起きない。

・寝る時間となっている時間に赤ちゃんが寝てくれない

・完母前提の書き方なので授乳時間が合わない(当時、混合育児をしており、毎回母乳の後にミルクを飲ませていたため時間がかなりかかっていました)

 

でも今回読んでみようかなと思ったのは、本家を選んだ方がいいかなと思ったのと自宅安静で時間があったこと、電子書籍が出ていたことが理由です。あとなんだかんだ一人目はその後よく寝てくれるようになり、これ以上に育てやすい子は多分生まれないのではないかと思ったこともあります(笑)

 

読んだのはこちらです↓

 

前回はどんなものだったかわかりませんが、正直かなり読みにくいです。全体がつらつらと書いており最初からスケジュールという言葉は出てくるのにも関わらず、実際の詳細なスケジュールはしばらくあとの章になるので、前から読むとすごくモヤモヤします。

しかし、読みおわって実際に育児をして思ったことは「これは第一子の時に読んでおきたかった…」ということでした。

 

うまく起きられなかったり上の子がいたりでスケジュール通りにいかないことは前回と変わりません。

ですが、個人的にスケジュール以外の部分がかなり役に立ちました。具体的には赤ちゃんの気質や母乳をどうやってあげたらいいかなどの記述です。

例えば新生児は起きているのは2時間が限度ということや、母乳は最初に出る前乳としばらく吸っていたら出る後乳があり、後者は脂肪分を多く含むので赤ちゃんの体重増加や満腹感につながるということ。実際に起きてから2時間を意識して赤ちゃんをベッドに寝かせると、そのまますんなり寝付いて驚きました。

母乳をあげる体制や赤ちゃんの寝具のかけ方も書いてあり、単なるスケジュールだけの本だと持っていた私は目からうろこでした。

 

産院でもいろんなことを教えてもらえますが、自分の場合は母乳を出す練習に終始してしまったこともあり、赤ちゃんとどうやってうまく付き合っていくかは退院後に試行錯誤した部分がありました。

また育児書では基本的なことや発達のことが中心で、上記のようなことは意外と書かれていませんでした。

 

もしスケジュール通りになんて無理では?と購入を迷っている方がいれば、それ以外の部分でも役立つ部分がありますよ、ということをお伝えしたいです。

ただやはりかなり読みにくいので妊娠中に読まれる方が良いかと思います…。

ちなみに我が家の場合、朝日の光を浴びるようにして夜は暗い部屋で寝かせるということを続けた結果、二人とも数ヶ月後にはだいぶまとまって寝てくれるようにはなりました。ご参考まで。